梅雨に体調を崩しやすい人は意外と多くいます。湿度の高い環境では十分に汗をかくことができず、体内に余分な水分や老廃物が溜まりやすくなります。この季節を中国に伝わる五行の考えかたで「長夏」と言います。
五行というのは五芒星の形に物事の関係性を表したもので、基盤として木火土金水という風に自然界を5つの要素に分類しています。その考えになぞらえて、様々なものが5つに分類されています。「五臓六腑」などは五行を東洋医学に取り入れた考え方として有名です。
この考えに則ると「長夏」は五臓の「脾」に、六腑では「胃」に相応しています。
五行は関わり合いながらバランスをとっていて、梅雨に体調を崩しやすい人はここが弱りやすいと言われています。一か所が弱ると全体のバランスも崩れてしまいます。
ちなみに「脾」とはそもそも何かというと、「すべての栄養を最初に吸収し運ぶ大事な場所」と位置付けられています。具体的な臓器を指す言葉ではありません。
どんなことが起こりやすい?
では梅雨の時期や、「脾」が弱るとどんなことが起こりやすいのか見てみましょう。
・頭が重い
・四肢がだるい
・腰痛を感じやすい
・顔のたるみ
・おなか周りが太る
・くよくよ考えすぎてしまう
いかがでしょうか。梅雨になると特に当てはまるものが多くなると感じた人は「脾」が弱りやすい人。要注意です。ではどんな人が「脾」が弱りやすくなってしまうのでしょうか?
どんな人が「脾」が弱りやすい?
・朝食を摂らない人
・デスクワーク中心で思考系の仕事をする人
・1週間以上月経が出続ける人
・食べても満たされない、または食欲が湧かない人
「脾」は気や血をつくる場所です。その”もと”となる飲食物がなければエネルギーをつくりだせません。
また、思考系のデスクワークは座り続けること・考え込むことのダブルの要素でダメージを与えます。
上記の条件に当てはまる方も、自分が「脾」が弱りやすいという自覚を持てば様々な対策ができます。
梅雨の不調に打ち勝つには?
どんな人が梅雨に弱りやすいか、どんなことが起こりやすいかの傾向が分かった今、当てはまると思った方は「脾」を守り活かす以下の対策をしてみましょう。
・朝食を9時までに食べる
五行に基づく考え方には時間もあります。7-9時が脾とペアで働く胃に相応する時間です。この時間に朝食を食べることで体にエネルギーを与えましょう。
・冷たいもの、油っこいもの、水分を摂りすぎない
脾の働きを弱める一番の原因は冷たいものの摂りすぎです。夏場でもなるべく常温のものを摂りましょう。
・消化に良いものを選ぶ
脾とセットで働く「胃」をいたわりましょう。梅雨に調子を崩す人は胃の調子が悪い場合がほとんどです。
・この時期はダイエットをしない
梅雨はダイエットには不向きな季節です。無理にダイエットをすると脾が弱り逆に太りやすくなることに。
「脾」を活かす食材
脾に相応する「色」は黄色です。脾の機能を促し消化能力を高めてくれる食材は「黄色い食材」と呼ばれています。
「脾」を元気にする代表的ないくつかの食材をご紹介します。
・とうもろこし
消化を促し水分代謝に優れています。
・かぼちゃ
血行を促進し体を温めます。
・大豆
消化不良の改善や、むくみを解消します。
・だいこん
胃もたれや便秘に効果的。加熱して食べましょう。
これらのことに気を付けて、梅雨のだるさを乗り切りましょう!
上記から分かるように胃にやさしい生活を心がけたい梅雨。
油っこいものは避けたいですが、胃にやさしいものを選んで不足しがちになる栄養の部分は、サプリメントなどで補うのも一つの手です。
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